下請法違反は経営者の品格の問題

100円ショップで有名な大創産業(ダイソー)に続いて
紳士服のコナカが下請代金支払遅延等防止法(下請法)違反で
公正取引委員会から改善勧告を受けました。

【違反事実の概要】
コナカは、紳士服等の製造を下請事業者に委託しているところ、下請事業者に対し
「値引き」として、下請代金の額に一定率を乗じて得た額を負担するよう要請した。
この要請に応じた下請事業者について、コナカは平成21年10月から平成22年11月までの間
下請事業者に責任がないのに、当該下請事業者に支払うべき下請代金の額を減じていた。
減額した金額は、下請事業者10名に対し、総額3073万6907円である。

気になって、過去に下請法で勧告を受けた会社を調べてみました。
こちらのページで一覧することができます。

http://www.jftc.go.jp/pressrelease/shitaukejiken.html

そうそうたる会社の名前が並んでいます(笑)

ピー・シー・エスにも支払時に勝手に値引きしてくる会社があります。
当社では一度取り決めた価格から勝手に値引きされて入金した場合、翌月にそっくり再請求しています。
支払前に値引き依頼があった場合もすべてお断りしています。
断っても断っても毎月言ってくる物わかりの悪い会社もあります。

ちょっとキツイ言い方ですが
下請法に違反する会社の経営者は自身の品格が問われていると思って下さい。

優越的地位を利用して一度取り決めた価格から勝手に値引きをして支払う大企業、恥ずかしくないのか?