フォークリフトの査定金額を上げるコツ

今回のブログでは、中古フォークリフトの査定金額を上げるコツについて説明したいと思います。

ピー・シー・エスは現在中古フォークリフトの買取、販売に力を入れており、
ホームページからお問合せしていただいたお客様に中古フォークリフトを売却していただいたり、
逆に中古フォークリフトをお買い上げいただくことが多くなっています。

そのなかでも中古フォークリフトを売却するとき、できるだけ査定金額を高くするために、
お客さまご自身にできることについてご紹介します。

◆可能な限り早く売却すること
フォークリフトにはそのフォークリフトが作られた期間を示す「年式」と、
そのフォークリフトが何時間稼働したかを示す「アワーメータ」というものがあり、
現在の年と「年式」の差が大きくなり、「アワーメータ」の数字が大きくなるにつれて、
中古フォークリフトの価値は下がっていきます。

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◆うごかせるようにしておくこと
フォークリフトを使わなくなったので放置していたが、いざ売却しようとしたとき
「エンジンがかからなくなっていた。」「電源が入らなくなっていた。」というケースが多くあります。
中古フォークリフトが動かなくなってしまう原因の大半はバッテリーの劣化によるものです。
バッテリーを点検して売却しようとしたとき中古フォークリフトを動ける状態にしておくだけで
査定金額を上げることができます。

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◆洗車、掃除をすること
売却前に洗車をすることで、中古フォークリフトの価値が格段に上がって見えるようになります。
見た目だけではなく、日ごろから丁寧に使っていると判断され査定金額が高くなる可能性があります。

実際にフォークリフトを買取らせていただいた例を紹介いたします。
下の2台の中古フォークリフトはニチユ製・1.5トンリーチフォークリフト・標準マストと
車両の条件はほぼ同じですが、年式と使用時間、走行荷役ができるかどうかが違います。

① 2006年製・稼働30688時間 ・ 買取金額 ¥ 70,000 (税抜)
② 2007年製・稼働39930時間 ・ 買取金額 ¥ 5,000 (税抜)

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それぞれ稼働時間が3万時間以上と中古フォークリフトでも滅多にないほど使い込まれている車両で、
車体の劣化もあったので通常ならほとんどお値段がつかない車両です。しかし、
①はバッテリーを整備されていたのでその場で走行や荷役ができると確認し、お値段をつけることができました。
②は自走できず、弊社のヤードに引き取り故障のないバッテリーを使用することで、
ようやく故障しているのがバッテリーだと解ったので、引き取る前にお値段をつけることができませんでした。

このようにエンジンが起動できなかったり、電源が入らないとどの部分に問題があるか判別できないので、
中古フォークリフトにお値段をつけるのが難しくなります。

使わない中古フォークリフトを売却したいとお考えの方、
ぜひフォークリフトのスペシャリスト、ピー・シー・エスへお問い合わせください。

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本日のブログは中古車事業部の藤原がお届けしました。