フォークリフトの鍵の点検はしていますか?
ブログを見ている皆様もフォークリフトをお使いの方が多いと思います。
最近会社内での決め事として安全に配慮し、フォークリフトから離れる時は鍵を抜き、
鍵かけに掛けたり、所定位の位置に保管する会社が増えて来ました。
その鍵ですが、ご使用頻度が高いお客様や、
古くなったフォークリフトをご使用のお客様では鍵の不具合も増えてきています。
お客様のフォークリフトの鍵ですが、こんな症状はありませんか?
①「フォークリフトの鍵がONになっているのに鍵が抜けてしまう」
②「フォークリフトの鍵がとちゅうで引っ掛かりおくまで差し込み難い」
③「フォークリフトの鍵が引っ掛かり回し難い」
④「フォークリフトの鍵がOFFでも抜けずらい」
もしもこのような症状が出ているようでしたら、
フォークリフトの鍵とキーシリンダーを点検する必要があります。
実際に①~④の症状が出ているフォークリフトの鍵の説明をしていきます。
①「フォークリフトの鍵がONになっているのに鍵が抜けてしまう」
原因:当然ですが、鍵を抜き差しを繰り返す事で少しずつ角が削れ
丸くなっていく事でスカスカになり鍵が抜けてしまう。
②「フォークリフトの鍵が途中で引っ掛かり奥まで差し込み難い」
③「フォークリフトの鍵が引っ掛かり回し難い」
④「フォークリフトの鍵がOFFの状態でもキーシリンダーから鍵が抜けずらい。
原因:キーシリンダー内部に砂埃などが入り込みキーシリンダー内部の動きが
悪い状態で使い続けると少しづつ鍵が曲がっていき、金属疲労がおこり
鍵が折れてしまう恐れがあります。
最悪、キーシリンダー内で鍵が折れて残ってしまうと、
取り出しが困難な為キーシリンダー交換となってしまいます。
キーシリンダーと鍵の確認は、新品状態の鍵を使用して、
鍵の抜き差しと鍵の回し具合を確認しONのときに鍵が抜けないようであれば
鍵を新しいものと交換すれば作業は完了します。(予備の鍵を持っていると良いですね)
新品状態の鍵を差しても動きがぎこちない場合はキーシリンダー内を清掃、給油してみてください。
(ゴミなどの混入で動きが悪い場合があります)
給油しても、新品状態の鍵を使用しても改善しないようであると
鍵もキーシリンダーも交換しないといけない状態だと思われます。
フォークリフトは、倉庫内の他にも建築現場などの屋外で使用されるケースが多いと思います。
突然の雨、風が強い時に砂埃が入るといったことで
動きが悪くなることがあるので①~④を意識してみて下さい。
キーシリンダーは電装部品でもあり、
交換はパネル類の脱着作業が有りますので何かお困りの事がありましたらお気軽にご相談ください。
本日のブログは本社サービス高村がお届けしました。