アンダーカバーの交換について

本日のブログはクローラーフォークリフトのアンダーカバーが曲がってしまい
交換した事例がありましたのでご紹介いたします。

まず、クローラーフォークリフトとは・・・
フォークリフトの足回りがタイヤ式ではなくクローラー式になっているフォークリフトです。
タイヤ式のフォークリフトでは埋まってしまい走行不可能な現場や
雨でぬかるんだ現場などの不整地でも荷役運搬作業ができるように開発されたのが
クローラーフォークリフトです。
メガソーラー(太陽光発電)の現場ではクローラーフォークリフトは特に需要があります。

クローラーフォークリフト

次にクローラーフォークリフトのアンダーカバーについてご説明いたします。
クローラーフォークリフトのアンダーカバーは
車体後方のカウンターウェイトの下部に取りついています。
エンジンオイルが入っている部分のオイルパンの保護や
車体下部の油圧ホース等を保護しています。

クローラーフォークリフト アンダーカバー

クローラーフォークリフトはメガソーラー(太陽光発電)の現場で大活躍ですが、
今回使用していた現場は大きな石等が多い現場でした。
大きな石等が多い現場では石で車体下部のアンダーカーバーを傷つけて
損傷させてしまったりする場合がありますので注意して下さい。

クローラーフォークリフト アンダーカバー

新品と見比べてみるとアンダーカバーの曲りが違うのがお分かりいただけると思います。
アンダーカバーがもし取りついていなかった場合、
車体下部の油圧ホースを傷つけてしまいオイルが漏れてしまいます。
そうならないように保護しているアンダーカバーはとても重要な部品なのです。

クローラーフォークリフトのアンダーカバーの交換手順は以下の通りです。

①メガネもしくはソケットとラチェットを準備して
アンダーカバーを固定しているボルトを外します

クローラーフォークリフト アンダーカバー

工具

②アンダーカバーを外したらホース等に傷等が無いか確認します

クローラーフォークリフト アンダーカバー

③交換するアンダーカバーを外して新品のアンダーカバーに付け替えます
④ボルトを付けてアンダーカバーを固定します

交換は手順は簡単ですが、
クローラーフォークリフトのアンダーカバーはとても重い部品ですので
一人で交換する際や初めて作業する際には注意して下さい。

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