フォークリフトのバッテリーに関する修理と交換方法

皆さま、フォークリフトのメンテナンスは実施してますでしょうか?
フォークリフトのメンテナンスと言っても山ほどありますが、
本日はバッテリーについてお話しさせていただきます。

フォークリフトのバッテリーは、大きく分けると2通りあり
・エンジン車用
・バッテリー車用
に分けられます。

本日は、エンジン車用のバッテリーから起こる修理と交換方法について説明致します。

<修理事例>

(Q)フォークリフトのエンジンをかけようとしたら、クランキングせず、
  「カチカチ」と変な音がしてかからない…

(原因)フォークリフトから急に異音がしたらビックリしますよね!!これはリレーのスイッチ音です。
    バッテリーが弱くなっており、セルモーターまで回しきれていないのです。
    原因としてよくあるのが、
    ①使用頻度が少ない
    ②ライト等のつけっぱなし(意外と多い)
    ③経年劣化
    このように、原因からみてもバッテリー自体が弱くなってるという判断ができます。

(A)バッテリー交換をおススメします!!

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(Q)フォークリフトのエンジンをかけようとしたら、なにも反応しないし、メーターも点灯しない。

(原因)フォークリフトのエンジンがかからなくなると、とても困ると思います。
    これはいろいろ原因が考えられますが
    ①バッテリー端子の腐食
    ②バッテリー端子が緩み、焼けて抵抗になってる
    ③バッテリー端子が錆びてる
    このように、原因からみてもバッテリーからの電気に抵抗がある、または
    バッテリー自体が弱ってると判断できます。

(A)バッテリー端子の清掃、バッテリー交換をおススメします!!

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ここでエンジン車用のバッテリー交換の仕方を説明致します。

バッテリーの交換方法

<バッテリーの取り外し手順>

①マイナス端子を外す
バッテリーの交換方法
    ↓
②プラス端子を外す
バッテリーの交換方法
    ↓
③バッテリー固定ステーを外す
バッテリーの交換方法

<バッテリーの取り付け手順>

取り外しの逆の手順 ③→②→①

バッテリーの交換のときに気をつけていただきたいことが、手順の①と②を逆にやる方がいます。
なぜ、バッテリー交換のときにプラス端子ではなくマイナス端子から外すのか?
それは、バッテリープラス端子→負荷(電装品)→ボディアース→バッテリーマイナス端子
という順番で電気が流れます。
マイナス端子が接続されたままプラス端子を外そうと工具をあて、
うっかり工具とボディが接触すると、
バッテリープラス端子→ボディアース→バッテリーマイナス端子という回路が完成し
バチバチと火花が飛びショートしてしまいます!!

このように、エンジン車のバッテリーから起こる修理もたくさんあり、
交換に関しても手順を間違うと大きな事故に繋がります。

こういった案件を無くすためにもメンテナンスが重要です。
フォークリフトと長く付合うためにも日々の定期点検、年に一度の年次点検をお願いします。

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