クローラーフォークリフトの修理
本日は、毎日のようにレンタルのお問合せをいただくクローラーフォークリフトの
修理についてお伝えします。
クローラーフォークリフトは、名前の通り足回りがタイヤではなく
クローラー式になっております。
なので、不整地の現場では無くてはならないフォークリフトなのです!!
そんな、大人気のクローラーフォークリフトですが、よくクローラーが外れた・切れた
という修理のお問合せを頂きます。
クローラーが外れたり切れたりすると走行不能になることはもちろんのこと、無理に
動かそうとすると、クローラーを交換という高額な修理が発生してしまうので
お気をつけ下さい。
そんな、よく修理依頼をいただくクローラーフォークリフトのクローラーは
どのように交換してるのか、ご紹介致します。
①クローラーを交換する方をジャッキアップする
※クローラーの下部が約10cmほど浮くくらいにする
②リコイルシリンダーを縮めるため、バルブを緩める
※リコイルシリンダーはクローラーを張るためのもので外からは見えない
③アイドラをフレームに当たるところまで押し込む
※②でバルブを緩めたところからグリスがでてくるのでウエスなどで養生する
④スプロケットの方からクローラーをはめる
⑤キャリアローラーにクローラーの刃の内側部分をまたがせる
⑥クローラーのたるんでる下部の部分を奥の方に押し込む
⑦アイドラにクローラーをかぶせる
※まだクローラーをはめない
⑧キャリアローラーにクローラーの刃の外側部分をはめる
⑨アイドラにクローラーをはめる
⑩クローラーが全てのローラーにはまったら、リコイルシリンダーのバルブを増し締めする
⑪グリスを入れる
※クローラーの張りは320㎜程です。
簡単に説明致しましたが、このような手順でクローラーの交換修理をしています。
クローラーフォークリフトは、不整地では欠かせませんが、不整地といっても
石ころが多いところや凹凸といったところで使用するとクローラーに亀裂が入ったり
ローラー部分が破損をしてしまう修理に繋がります。
また、急旋回などの使用でクローラーが外れてしまうという修理にもお気をつけ下さい。
そんなクローラーの修理もピーシーエスにお任せください。お近くの営業所よりすぐに
修理対応いたします。
ピーシーエスはフォークリフトの修理はもちろんのこと、レンタル・中古車買取販売と
全てワンストップで提供いたします。
フォークリフトでお困りなことがあればピーシーエスまでお問い合わせください。
本日のブログは仙台営業所の大村がお届け致しました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。