フォークリフトのオイル漏れ事例
皆さまが日頃より大切にご使用されているフォークリフト、オイル漏れはしていませんか?
意外と知らないうちにフォークリフトのオイル漏れを起こしていることがあります。(◎o◎)!?
下記項目に当てはまる場合は特に注意が必要です。
・フォークリフトを移動すると停止していた所の地面や床にオイル漏れで
いつも黒ずんだシミの様な跡が出来ている。
・フォークリフト作業場で知らない間にオイル漏れで落ちたオイルをタイヤで踏んでしまい、
オイル跡で汚してしまっている。
そこで本日は、フォークリフトを点検していて、
実際にオイル漏れをしていた事例を紹介したいと思います。
車両:三菱 カウンター車 トン数:3.0トン 年式:2006年
アワメーター:9500h
※オイル漏れ箇所:コントロールバルブ
お客様の所へお伺いしフォークリフトの定期自主検査作業を行っていました。
エンジンルームのチェックでボンネットを上げ、フロアボードを外すとあれっ?もしかして(@_@;)
フロントパネルカバーを外すと・・・・(>_<)
下回りのチェックで顔を覗かせると・・・・(@_@;)
今回の場合、
コントロールバルブ内のОリング経年劣化による不具合によってオイル漏れとなっていました。
コントロールバルブ本体も足元のフロントパネルカバーによって保護されている為、
オイル漏れをしていても確認しづらい部分となっております。
更に使用している工場の作業環境としては、埃が舞うので水を撒いていたり、
加工機などの設備があるので機械油が付着してしまう状況となっています。
その為、車体の下回りにも汚れ等の異物が沢山付着しており、
その異物で漏れたオイルを吸ってしまい
中々オイル漏れをしているということに気付かなかったようです。
ここでは、同じようなオイル漏れを起こしているフォークリフトが数台ありました。
コントロールバルブはフォークリフトの荷役操作で重要な部分になります。
オイル(作動油)はフォークリフトでは荷役操作以外にもパワーステアリングにも使用していますので、
オイル漏れによりオイル不足になると
操作に不具合が生じてくる恐れがありますので、注意してください。
その為、今後はフォークリフト点検担当者を決め定期的に点検を行うようです。
うれしいことに不具合等があれば私達ピー・シー・エスに修理相談のお話をいただけるとのことです。
今回、ご紹介したフォークリフトのオイル漏れ以外にもオイルや水の漏れとなる箇所が沢山あります。
漏れとなる前兆としてにじみの現象が出てきますので、フォークリフトの使用前点検を行い、
下回り等をチェックし早くオイル漏れを見つけください。
オイル漏れしているように見えるけど何が漏れているかよくわからないなど、
その他フォークリフトのことでお困りのことがありましたら、
ぜひフォークリフトのスペシャリスト ピー・シー・エスへお問い合わせください!