フォークリフトの故障発見方法|ピーシーエス

皆様、フォークリフトが故障してしまった事はありませんか？
そんな時エラーコードを読み取り故障の原因を解り易くする機器があります。

これは私の前職であるプジョーで使用していたものです。
数年前まではどのメーカーも専用の診断機を使っていましたが
最近では診断機はパソコンの中にソフトウェアとして入っている物が殆どです。

フォークリフトの診断機は、まだパソコンに入っている物は少ないです。

診断機で出来る事は次の項目です。

①エラーコード表示
②作動状況の確認
③交換部品のコンフィグ（その車に合った仕様に調整する。）
④各センサーの数値を表示

①のエラーコード表示機能は診断機の代表的な機能の１つです！
診断機によって違いますがエラーコードを表示する以外に
エラーコードの意味、エラーが起きた時間、そのエラーが起きた時の車両状態が分かります。
またエラーコード表示機能以外にも
故障を直した時にエラーコードを消去する機能もあります。

②はエラーコード表示機能以外の機能で
診断機にてその部品の単体での動作確認に使う機能です。
例えば燃料ポンプが動いているか？等の事も診断機からの操作によって確認出来、
どのような故障かが解りやすくなっています。

③は車には色々な仕様がありますが部品は共通の場合が多々あります。
簡単なものでは日本仕様から海外仕様への変更したり調整して、
部品をその車両に合せます。
フォークリフトではマストの各作動の調整等に使われています。

④は診断機で故障診断をする時に使います。
診断機で実際に動いている時の各センサーからの情報を読み、
正しく動いているか判断します。
この機能を使えば診断機を見るだけで各センサーの良否判定をする事が出来ます。
フォークリフトでもこの機能を使い素早く故障探究する事が出来ます。

①のエラーコード表示機能や②～④以外にもプジョーの場合は
難解な故障のエラーコードをメーカーのサービス部門に送り
一緒にそのエラーコードを解決したりメーカー保証の申請をしたりすることが出来ました。

乗用車はＡＢＳやエアバック等の安全装備等複雑なシステムを使用しているので
診断機が無いとエラーコードが分からず、故障探究をする事が出来ません。
フォークリフトではそこまで複雑なシステムはありませんが
診断機があるとエラーコードが分かり、スムーズに故障探究する事が出来ます。

当社にはフォークリフトの故障探究が得意な熟練のメカニックが多数在籍しています！
実際にメーターパネルにエラーコードが表示されてしまったり、
フォークリフトが故障してしまって困ってしまっている方！是非当社にご連絡下さい！！！
熟練メカニックが見事原因を究明し、適切に修理してエラーコードをキレイに消去いたします！

今回のブログは最近旅行をして地方の名物を食べるのにハマっている
サービス一課の有賀がお届けしました。