ラジエーターの清掃をしよう|ピーシーエス
先日、月例点検を実施したフォークリフトでちょっと気になるところを発見!
エンジンルームを開けてビックリ!!
ビニール袋が入りこんでいて、それがラジエーターに張り付いていました!(°∀°)
これではラジエーターの冷却性能が落ちてしまいオーバーヒートになってしまいます!
ビニール袋を除去し、ラジエーターやオルタネーターなど、
ゴミや埃の付着に弱い部分を入念にエアーブローし、エンジンルーム内の清掃をしました。
今回のようにラジエーターにビニール袋が付着してしまうケースはそれほど多くないですが、
ラジエーターに埃が付着して目詰まりしてしまうケースは結構あります。
フォークリフトは、ゴミや埃が舞っている過酷な環境で作業することが多いので、定期的に清掃をしてあげる必要があります。
下の写真のように
定期的な清掃を怠ると・・・
こんなに汚れてしまうこともあります。
完全にラジエーターコアのフィンに埃が詰まっていますね。。(+_+)
これでは冷却性能が落ちてしまうのは一目瞭然。
フォークリフトのラジエーターコアは、
一般的には冷却性能の高いコルゲートフィン
(目の細かいフィン ※写真上)が採用されていますが、
プレートフィン(目の荒いフィン ※写真下)を使用しているフォークリフトもあります。
《コルゲートフィン》
《プレートフィン》
プレートフィンは、粉塵や埃の多いラジエーターの目詰まりしやすい環境では効果的です。
プレートフィンだからって清掃しなくてもOKなんてことはありません!
目詰まりしにくいというだけで、定期的に清掃することは必要です。
こまめに清掃!清掃!
フォークリフトを長生きさせるには日々のメンテナンスが必要不可欠です。
エアーコンプレッサーさえあれば、ラジエーターは簡単に清掃できます!
スチーム洗車機で清掃してもOKですよ。
(スチーム洗車の場合はオルタネーター等の電装系には水をかけないでください)
たまにはエンンジンルームを開けてラジエーターを点検し、
キレイに清掃してみてください!
清掃してサッパリしたフォークリフトは元気になり、きっといい仕事してくれると思いますよ!!
「コンプレッサーやスチーム洗車機なんて持ってないから、清掃なんてできないよ~」という
お客様。安心してください!
ピーシーエスは、コンプレッサーを搭載したサービスカーで
いつでもどこでも出張修理に伺います!お気軽にお問い合わせください(^o^)
本日のブログは、本社営業所の出張サービスマンの佐藤がお届けしました。