フォークリフトのタイヤどこまで使える！？

タイヤ交換で「安全第一」

確かにタイヤの摩耗が限界値を超えて使っている例も多く見かけます。。。
先日もフォークリフト買取査定に訪問した際に、「タイヤ残りこれだけ！？」というくらいタイヤを使っていた企業様がいらっしゃいました。

それがこちらのフォークリフトです。
一見普通のフォークリフトですが・・・・

おお(*_*)！タイヤが！？

新車と買い換える予定があるので、もう限界値まで使ってしまおうということなのでしょう。
確かに、ピーシーエスではタイヤが限界値まできていてもフォークリフトの買取は出来ます。
出来ますが・・・タイヤがここまで減っていては危険です！
フォークリフトは車体自体に重量があり、また重量物を運ぶので、スリップすると大変危険です！

それならこの下の写真くらいまでは平気でしょ？

いえいえ！
確かにエアータイヤとは違い、ノーパンクなのでパンクはしませんし、ワイヤーも出てきません。
しかし、この状態で走るとタイヤがグネグネしてまっすぐ走りませんでした。

タイヤ交換時期はスリップサインで確認

では、どのタイミングでタイヤ交換すればいいの～？(・_・;)

こちらのタイヤの写真をご覧ください。

黄色で丸をした部分のようにタイヤの側面に△マークがあると思います。
この△マークがスリップサインでタイヤ交換のひとつの目安となります。
このラインに到達する前にフォークリフトのタイヤを交換しましょう(^o^)

摩耗タイヤと車高

また、すり減ったタイヤを使い続けていると別の問題も生じてきます。
こちらのタイヤの写真をご覧ください。

左右のタイヤはサイズが違うのではなく、5.00-8という同じサイズのタイヤなのです（￣□￣；）
ということは・・・
フォークリフトの車高や最低地上高(地面からフォークリフト車体の最下部までの高さ)まで低くなるということですね！
最低地上高が低くなるということは今まで何事もなく通過していた場所で、下の写真のようなちょっとした傾斜地でフォークリフト下部をガリッと擦ってしまうなんて事もあります(TдT)

衝撃で荷崩れが発生したり、車体をこすってオイル漏れが発生したりと様々なトラブルに繋がってしまいます。

適合タイヤの調べ方

まずは下の写真のようなフォークリフトの銘鈑(型式などが書いてあるプレート)をご覧ください。

メーカー・型式・製造番号をメモして下さい。
メモメモφ(..)

続いて現在装着しているタイヤのサイズです。
タイヤをご覧いただければ下の写真のように7.00-15や5.00-8等のサイズが書いてありますのでメモして下さい。φ(..)メモメモ

そして、最後にホイール形式です。
下の写真のように合わせ式ホイールかリング式ホイールかのご確認と取付用ナットの個数(何穴か)のご確認をして下さい。